2019年8月22日木曜日

レッドマン最終戦レッドビル100ラン報告・最悪であり最良な日


約3カ月に渡った「レッドマン」シリーズ最終戦

レッドビル100ラン

©️Myke Hermsmeyer

最悪な日でもあったけれど、最高に幸せ者だと感じた日でした。
結果は、DNF -途中棄権 (62.5マイル地点)

先週の10Kレースで筋肉痛かと思っていた足が、軽い肉離れを起こしていました。
6日間休めば復活してくれるだろうと願い、100マイルスタートしましたが序盤から痛み始め、非常に辛い戦いになりました。
峠のセクションで使い始める予定だったポールも少しでも足に負担をかけないために序盤で使い始めました。
©️Myke Hermsmeyer
しかしながら40km地点あたりから足を地面につけるだけでも激痛となりました。
しかし、コース上では数え切れないほどの人たちが私に励ましの声をかけてくれました。
サポートクルー、ペーサーの皆もこれ以上ないくらい献身的にサポートをしてくれました。
言葉では感謝し切れません。
このような素晴らしい人たちに囲まれて世界一の幸せ者だと思いました。
応援とサポートに勇気をもらい、
気力のみで歩み続け、
立てなくなるまで進み続けました。
©️Aki
しかし、約94キロ地点のチェックポイントで自分の力では立つことも困難となり、私のレースは終えました。
©️Aki
↑コース上で足の痛みに加え、心拍を上げられず寒くなり、震えが止まらず動けなくなっている場面。ペーサーのAKI君の防寒具に助けられました。
サポート、応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。

6月から始まったレッドマンシリーズ。
最終戦前まで首位をキープできたことは、本当に貴重な経験であり、自信となりました。
最後の最後で洗礼を受けましたが、一戦一戦が成長できる最高のシリーズでした。
昨年10月にレッドマン出場を決意し、走り始め、バイクもかつてないほど集中してトレーニングを積み重ね、周りからの多大な協力と応援を得て、この日までできることは全てやりました。
一点の後悔もありません。


これからやることはもう決まっています。
ランもバイクも、もっともっと強くなることです。
必ずこのレッドビルに戻ってきてレッドマンシリーズをコンプリートし、
次こそは!

今回最後の最後で逃した優勝を手にしてみせます!

たくさんの応援・サポートありがとうございました!

↑今回またげなかったフィニッシュラインを前に、次回への完走&優勝へのリベンジを強く誓いました。足が浮腫んでパンパンですね(汗)。
今日は、ようやく普通に歩けるようになってきました。
次戦は日本は長野県、「キング・オブ・王滝」が待っています。
それまでに完治し、最高のレースをできるよう調整します!

またランやMTBのレース模様は後日詳しくレポートしたいと思います!