2021年4月13日火曜日

第23回青梅高水国際トレイルラン参戦レポート

 


開催日:2021年4月4日
開催地:東京都青梅市
天候:曇り時々晴れ

結果:8位/717人(総合)、2位(40歳代)
タイム:2時間30分40秒
距離:約32km
獲得標高:約1600m

先週のOSJ新城トレイル32kmのダメージがまだ残っているものの、地元青梅市開催のビッグレースを見逃すわけにはいかず、連戦を決意。
©︎Sayako

私の愛用するシューズであり、所属するチーム「ALTRA」の情熱の赤のスタートゲートが心を更に熱くさせてくれる。
©︎Kenta Onoguchi

ホールショットを決める爽快感!
©︎Kenta Onoguchi

感染対策として登山道に入るまではマスクを着用。
©︎Kenta Onoguchi

高ぶる心とは裏腹に、先週末のレースで酷使したダメージが深く、最初の登りから身体の反応が鈍く、次々と抜かれてどんどん順位を落としてしまう。

しかしながら、この状況も想定内。辛い展開ではあるが、最後まで今日のベストを出し続けることが今日の目標。
そして、この予備疲労状態でレースをすることで、ロングレース後半の身体の反応をシミュレーションするチャンスでもある。

©︎Kenta Onoguchi

序盤順位は落としたが、ペースを一定に淡々とレースを進めるうちに再び一桁の順位を取り戻していく。

序盤はスムーズなスピードコースだが、中盤に入ると階段を含む激しい斜度のアップダウンが延々と繰り返される。

私は、走力が試されるスピードセクションはまだ弱く、テクニカルな登山セクションは強い傾向がある。平坦で引き離され、急登で追いつく、といった展開が多い印象だ。

©︎Kenta Onoguchi

先週のレースもそうだが、普段一人での練習が主なので、こうしてライバル達と一緒に走ることで様々なことが見えてくる。

©︎Kenta Onoguchi

レースは自分の長所、短所、課題も学べる最高の機会。

そして、何より速いライバルたちと一緒に走ることがものすごい楽しい!
©︎Kenta Onoguchi

また、一人では追い込めないスピード領域までお互い高め合うことができるのもレースならではのメリットだ。
©︎Manabu Ito

今回は特にダウンヒルで得たものが大きかった。

中盤から後半にかけて一緒にいた選手がものすごく下りが速く、そこに付いていく事で新たなスピード領域を体感することができた。

恐怖感覚が入る隙間もないくらいの集中力100%で、全力疾走で飛ぶように駆け下りる感覚、最高の時間だった。こうして高め合えるライバルには感謝しかない。

©︎KFC Triathlon Club

レース終盤、下り基調ではあるが所々にある急登セクションが脚を苦しめる。
そんなキツい場所をわかっているかのように、応援してくれるコーススタッフの方たちが元気をくれる。ありがとうございます!
©︎Yukihiro Shiraichi

苦手意識があった終盤の緩斜面のスピードダウンヒルセクション。後半の登りで抜いた選手たちに追いつかれる不安もあったが、逆に引き離して走りきれたのは今後の大きな自信となった。

フィニッシュ直前、仲間に笑顔で手を振っているが、攣りかける脚を必死に回している絵(笑)。
©︎Ami-chan

今日のこの日のベストを出し切る目標は達成!
©︎Sayako

結果は8位。
2時間30分40秒の中に全てを置いてきた。

現状の私のトレランレベルでは仕方ない結果ではあるが、上に人がいるのはやはり悔しい。

早くトップで戦えるようになるためにも、今は圧倒的に少ないトレイルランのレース経験を積むことが大事と考える。

この気持ちをバネに、目標である100マイルレースへのトレーニングを引き続き励みたいと思う。

大好きなローカルトレイルで全力疾走できた喜びはひとしお。
青梅最高!
©︎Sayako

熱烈な応援を送ってくれた家族と仲間に心から感謝。

レース後は、トレーニングでお世話になっているTREATの矢田トレーナーにリカバリーストレッチ&マッサージをしていただきました。TREATに通い始めてから、明らかなランニングの動作改善を感じています。最高のサポート体制に感謝です!

たくさんの応援、サポート、大会運営、一緒に走ったランナーの皆様、ありがとうございました!

次戦は4月25日静岡県御殿場FUTAGO MTBパークで開催されるマウンテンバイクイベント
午前クロスカントリー、午後2時間耐久レースのダブルエントリーで参戦予定です。

約2年ぶりのMTBレース、すごく楽しみです。

妻のアスリートフード研究家・
池田 清子
も来場します!会場では著書『EAT GOOD for LIFE』の限定販売も予定。食事に関してなど、気軽に話しかけてください。

コロナ感染対策をしながらトレイルラン、マウンテンバイク大会が徐々に開催されてきています。

コロナ禍で大会開催が非常に難しい中、懸命に対策をしながら開催してくださる大会の方達には心から感謝です。

参加者としてもコロナ感染対策には普段から十分に気をつけて、大会を一緒に盛り上げられるようにしていきたいと思います!

池田祐樹
Pro Mountain Athlete

〜レース装備〜
シューズ:Altra Timp 2.0
ウェア:Teton Bros.
パック:Ultimate Direction Mountain Vest 5.0
ソックス:Draymax
テーピング:New HALE
コンプレッション:OS1st
補給:GU Energy, Challenger