いつにも増して今日のコロラドの空気感は最高でした!
週末にビッグレースが控えていなければ、日が暮れるまで走り続けていたかったくらいです!(走力的にはまだおそらく無理ですが(^^;;)
見える景色、疾走感、情報量、感覚、走るラインなどなど
トレイルランは、同じトレイル上でもMTBのそれとは全く違います。
特に違うのはスピード。
平坦、難易度が低い道、斜度が緩いところでは圧倒的にMTBの方がスピードがあり、距離も進みます。
以前は、速くて短い時間で距離が進めた方が楽しくて良いだろう。と考えていました。
ランニングの方がスピードは遅いかもしれませんが、MTBと同等に楽しく、疾走感もあります。路面や周りから身体と脳に入る情報量はむしろ多いかもしれません。
同じ目的地に時間が倍以上かかったとしても、充実感や達成感は変わらないし、むしろ過程を楽しむ時間が長い方が良い経験となっている気すらします。
一競技者として最速最短でゴールへ向かう楽しみと喜びももちろんありますし、レースではもちろんそれを最優先します。
常に最短最速しか考えていなかった時期もありましたが、ここ数年はその思考に変化が出てきています。特にトレランを始めて心に革命が起きています。
日々を過ごす中で、より視界を広くし、いろんなことに敏感になり、多くの情報に耳を傾けられるようになってきたように思います。
競技においてもスピードをとことん追求する面もありますが、違うアプローチからの自分の高め方も楽しめるようになってきました。
これは他の事象においても、人生全体にも共通して感じていることです。
人の歩むスピードもそれぞれ
向かう方向もそれぞれ
選ぶ道もそれぞれ
見ている景色も体験もそれぞれ
楽しみ方も正解もそれぞれ
・・・・
わかっていたようでわかっていなかったことです。
自分の人生を自分の価値観で歩んでいるか。
ということなのかなと思います。
まだまだ新しい発見と学びの毎日ですが、
今回の気づきによりまた少し
楽しく成長できる予感がしています(^^)