大会:モアブロックス
ステージ3:約41.5km
獲得標高:約750m
タイム:2:02:50
STRAVAファイル:https://www.strava.com/activities/2255585873
↑昨日のステージ1の序盤の登り先頭集団:©️TransRockies Race Series
今日は
曇り時々晴れの天気予報から一転し、
曇り時々雨もしくは雪の予報に。。。
会場へついても気温は上がらず、まだ降ってはいないものの一桁前半。
ウォームアップもダウンジャケットを羽織って出来るだけ身体を暖めた。
アーム&レッグウォーマー
レイングローブ
ウィンドベスト
レインジャケット
を装備してスタートへ並ぶ。
多少オーバードレスな気もするが、暑くなれば脱げば良いので冷えるよりはベターという判断。
レースは昨日と違いニュートラル区間がなく、スタートからかなりのハイペース。
狭いシングルトラックへ入る前の位置どり合戦だ。
置いて行かれないように全開でついて行くが
さすが北米トップレベルのスピード。
もがいてドラフティングしていても千切れかけるほどだ。
ジープロード区間を終え、トレイルに入るときにはなんとか先頭集団最後尾。
位置どりを頑張った甲斐もあり、シングルトラックでの渋滞はなく、ハイペースで進めることができた。
しかし、細かい登りの度に少しずつトップ選手たちから遅れをとってしまう。
現状のベスト。いや、それ以上のチカラを出している気もするのにまだまだ負けている。
オフの間に自分の改善点を洗い出し、北米トップ選手と同じ土俵で戦うために強化してきたが彼らはさらにその上を行っている。
悔しすぎるが、きっと彼らもオフに相当な鍛錬を積んできたのだろう。
心からリスペクトを抱くと共に「まだ諦めない。もっと強くなってやる」と新たな誓いを立てた。
とにかく今は自分の磨き上げてきた技術、知力、体力の全てを出すのみ。
フィットネスでは遅れを取っているが、下りやアップダウンのあるテクニカルセクションではそれなりに差を詰めることができている。
その長所を生かし、可能な限り体力をセーブしながら短所を埋める無駄を省いた展開を試みる。
このレース中でも成長できる要素はたくさんある。
レッドゾーンにはいるが出来るだけ頭は冷静でいるように心がけた。
おかげで長い下り基調のセクションで一時トップ10近くまで順位を取り戻す。
しかし、平坦路に入ったところで雲行きが怪しくなり、雪がぱらつき始める。
そして10分ほどで強風とともに横殴りの雪が本降りとなる。
顔に当たる雪が刺さるように痛い。
幸い保険で多めに防寒具は身につけていたので寒さは問題にならなかった。
©️Trans Rockies Race Series
湿った雪なのでサングラスにまとわりつき、視界が奪われる。ほぼホワイトアウト状態。
サングラスを取ってはみるが、目も開けていられないほどの横殴りの雪でスピードダウンを余儀無くされる。一緒にいた3人のライダーは見えているのか?どんどん進んでいく。すごい。。。周りは崖もある岩だらけのセクションだったので安全を優先し、3人を見送り、マイペースでレースを進める。
途中、落車とメカトラでストップしているライダー達を交わす。
声をかけるが大事には至っていなかったのでそのままレースを進めた。
この雪とテクニカルなトレイルでは何が起こるかわからない。
©️Trans Rockies Race Series
これも大自然を相手にするMTBならではの特性だ。
そして、この未知な要素は良くも悪くもマウンテンバイカーをワクワクさせてくれる冒険的要素でもある。
これらの事態に対応するためにも体力だけではなく、装備、技術、知力も必要になってくるスポーツ。日頃の心構えとトレーニングはそのためでもある。
フィニッシュまであと数キロになると嘘のように雪は収まり始め、晴れ間さえ見えてきた。
地平線が見える広大な大地に晴れ間と雪雲が見渡せる。
美しくも厳しい大自然。
私たちは自然に生かされ、遊ばせてもらっている。
そんな思いを抱きながら、最後のセクションを再び全力で追い込みをかける。
攣っている脚を叩いて最終ストレートに入る。
最後、一緒にいたライダーにスプリントで負けてしまったが、今日もてる力はコースに全て置いてくることはできた。
今日も14位。
2日間総合タイムでは1つアップして13位。
泣いても笑っても明日が最終日。
出し惜しみなく、やりきって終われるよう、変わらずにベストを尽くすのみ!
↑ステージ1ポーキュパインリムから©️TransRockies Race Series
↑昨日のステージ1の序盤の登り先頭集団:©️TransRockies Race Series
今日は
曇り時々晴れの天気予報から一転し、
曇り時々雨もしくは雪の予報に。。。
会場へついても気温は上がらず、まだ降ってはいないものの一桁前半。
ウォームアップもダウンジャケットを羽織って出来るだけ身体を暖めた。
アーム&レッグウォーマー
レイングローブ
ウィンドベスト
レインジャケット
を装備してスタートへ並ぶ。
多少オーバードレスな気もするが、暑くなれば脱げば良いので冷えるよりはベターという判断。
レースは昨日と違いニュートラル区間がなく、スタートからかなりのハイペース。
狭いシングルトラックへ入る前の位置どり合戦だ。
置いて行かれないように全開でついて行くが
さすが北米トップレベルのスピード。
もがいてドラフティングしていても千切れかけるほどだ。
ジープロード区間を終え、トレイルに入るときにはなんとか先頭集団最後尾。
位置どりを頑張った甲斐もあり、シングルトラックでの渋滞はなく、ハイペースで進めることができた。
しかし、細かい登りの度に少しずつトップ選手たちから遅れをとってしまう。
現状のベスト。いや、それ以上のチカラを出している気もするのにまだまだ負けている。
オフの間に自分の改善点を洗い出し、北米トップ選手と同じ土俵で戦うために強化してきたが彼らはさらにその上を行っている。
悔しすぎるが、きっと彼らもオフに相当な鍛錬を積んできたのだろう。
心からリスペクトを抱くと共に「まだ諦めない。もっと強くなってやる」と新たな誓いを立てた。
とにかく今は自分の磨き上げてきた技術、知力、体力の全てを出すのみ。
フィットネスでは遅れを取っているが、下りやアップダウンのあるテクニカルセクションではそれなりに差を詰めることができている。
©️Jean McAllister
その長所を生かし、可能な限り体力をセーブしながら短所を埋める無駄を省いた展開を試みる。
このレース中でも成長できる要素はたくさんある。
レッドゾーンにはいるが出来るだけ頭は冷静でいるように心がけた。
おかげで長い下り基調のセクションで一時トップ10近くまで順位を取り戻す。
しかし、平坦路に入ったところで雲行きが怪しくなり、雪がぱらつき始める。
そして10分ほどで強風とともに横殴りの雪が本降りとなる。
顔に当たる雪が刺さるように痛い。
幸い保険で多めに防寒具は身につけていたので寒さは問題にならなかった。
©️Trans Rockies Race Series
湿った雪なのでサングラスにまとわりつき、視界が奪われる。ほぼホワイトアウト状態。
サングラスを取ってはみるが、目も開けていられないほどの横殴りの雪でスピードダウンを余儀無くされる。一緒にいた3人のライダーは見えているのか?どんどん進んでいく。すごい。。。周りは崖もある岩だらけのセクションだったので安全を優先し、3人を見送り、マイペースでレースを進める。
途中、落車とメカトラでストップしているライダー達を交わす。
声をかけるが大事には至っていなかったのでそのままレースを進めた。
この雪とテクニカルなトレイルでは何が起こるかわからない。
©️Trans Rockies Race Series
そして、この未知な要素は良くも悪くもマウンテンバイカーをワクワクさせてくれる冒険的要素でもある。
これらの事態に対応するためにも体力だけではなく、装備、技術、知力も必要になってくるスポーツ。日頃の心構えとトレーニングはそのためでもある。
フィニッシュまであと数キロになると嘘のように雪は収まり始め、晴れ間さえ見えてきた。
地平線が見える広大な大地に晴れ間と雪雲が見渡せる。
美しくも厳しい大自然。
私たちは自然に生かされ、遊ばせてもらっている。
そんな思いを抱きながら、最後のセクションを再び全力で追い込みをかける。
攣っている脚を叩いて最終ストレートに入る。
最後、一緒にいたライダーにスプリントで負けてしまったが、今日もてる力はコースに全て置いてくることはできた。
今日も14位。
2日間総合タイムでは1つアップして13位。
泣いても笑っても明日が最終日。
出し惜しみなく、やりきって終われるよう、変わらずにベストを尽くすのみ!
↑ステージ1ポーキュパインリムから©️TransRockies Race Series