年に一回出るか出ないかのショートレースのXCですが、出るのは決まってこのシーオッタークラシック。
世界トップレベルのXCレーサー達と一緒にレースできる貴重な機会。
今回はUCIのHCクラスで特にハイレベル。
©︎Kenichi M
スタート前
©︎Kenichi
5kmのアップダウンコースを8周回。
©︎Kenichi M
XCOはスタートから全開走です。
©︎Kenichi M
風も強く、集団から遅れると一気にその差は開いていきます。
シングルトラック入口めがけて大集団の位置取りバトル。
一瞬の躊躇や足・気の緩みが順位に直結する緊張感。
レースが短い分だけ、長距離のような挽回の機会は少ないのでより強い集中力が必要となります。
©︎Kenichi M
私は、長距離向けトレーニングをベースにはしていますが、スピードトレーニングを例年よりも多めには取り組んでいました。
しかし、前半のハイスピードについて行けずほぼ最後尾まで下がってしまいました。
ラップタイムは落とさずにペースはキープできるので、徐々にオーバーペースのライダー達をかわして行きました。
中盤から少しペースアップしてラップタイムが上がってきたのですが、時すでに遅しで・・・・。
80%ルールでラップアウト。
この私のような中盤から上げていくレース展開ではハイレベルのレースでは通用しません。追い上げる暇もなく切られて行きます。
結果はプロカテゴリー60位(74人出走)。
XCレーサー達のスピードについていくことは付け焼き刃ではできませんが、改めて学ぶことは多かったです。
私が長距離レースにハマる以前、北米でXCを走っていた頃とは格段にスピード化は劇的に進んでいます。後半追い上げ的な展開である程度対応できていましたが今は無理です。とにかく最初のスタートスピードについて行かないとXCでは話になりません。競技もライダーも確実に進化しています。
ここ数年強く思っているのは、XC系レーサーは長距離にも対応できる傾向が強いこと。
逆に長距離系ライダーはXCなどのショートレースへの対応が弱い傾向にあること。
あくまで私の経験と観察している範囲ですが。
これを踏まえて積極的にスピード・高強度トレーニングを取り入れているのですが、まだまだのようです。
長距離レースもスピードレース化しているので競技の流れに遅れないようになんとか対応し、一線で戦えるように引き続き精進します!
しかし写真だけ見るとロードレースの様😅
今回は舗装路や平坦は多めではありますが、コースにはちゃんとロックガーデンや激坂シングルトラックなどテクニカルなMTB要素も入っていましたのでご安心を!
応援ありがとうございました!
寒く強風の中で、ドリンクのフィードサポートをしてくれたTOPEAKのAmosさんにはスペシャルサンクスです!ありがとうございました!
トレーニング経過
TSB: 6
CTL: 109
ATL: 111
BW: 62.2kg
BF: 8.6%