最初は比較的イージーなジープロードをひたすら登り、左側に見える稜線を目指します。
ここまでは乗車可能なのですが・・・
ここから稜線へ上がるまでは斜度35%以上?!の坂を登ります。斜度に加えて、路面は砂利で滑りやすく、空気も薄く、悔しいですが、乗車不可能です。トライはしましたが〜w
高度も一気に上がり、最高のパノラマビューが現れます!
雪の上でバイクを担ぎ上げます。滑りやすいので滑落には要注意でした。
つま先をしっかり雪に蹴って入れて登っていきます。
正にアドベンチャー!
幸運にもマウンテンゴートの群れに遭遇しました!神々しいです。ゴートのように軽やかに登れたらな〜笑!
©Jeff Kerkove
雪の難関セクションを越えて一休み。
このコロラドロッキー山脈の絶景を見れば登ってきた辛さも一気に吹き飛びます!
ここで標高約3700m。
稜線沿いのルートはアップダウンの走りやすいレイアウト。
一面お花畑もありました。
登りがきつければ、下りもきついのがアドベンチャーライド。
酸素も薄いのでしっかり集中しないとクラッシュの危険もあります。
しかしながら凄い景色。
©Jeff Kerkove
ひたすら続くロックセクション。体力と技術の限界を攻めます!
©Jeff Kerkove
このルートはフルサスペンションが最適ですが、今回はあえてハードテールをチョイス。
バイク:Canyon Exceed CF SLX.
タイヤ:MAXXIS ASPEN2.25.
ホイール:DT SWISS XMC1200.
担具セクションもあったので軽量なハードテールは助かりました。
少しワイドなDT SWISS XMCホイールのリムとMAXXIS ASPEN2.25のハイエアボリュームな組み合わせは快適性とトラクションを与えてくれます。
標高がすごく高いので空気はすごく乾燥し、日差しも強く、水分補給はライフラインです。ジェフ兄さんが携帯フィルターを持参して、途中で川の水を濾過してくれて水分補給をしました。
このおかげで大量の水を運ばないで済むので荷物も軽量にできました。他にも修理キット、救急セット、天候の変化に対応してレインジャケット、などサバイバルキットも欠かせません。
もちろん補給食も。このようなアドベンチャーライドへ行く時は万が一を考えて余分に食料を持っていきます。
今回のような危険を伴うライドは、完走できる体力と技術はもちろんですが、装備もきちんと準備が必要です。
そして、時には引き返す判断力を持ち合わせる必要もあります。
大自然を相手にするスポーツ。
最高に楽しいですが、自然は美しくも時にとても厳しいです。
だからこそやり甲斐があるし、真剣に向き合って楽しみたいですね!
このような冒険的ライドこそが私のMTBの原点だと思っています。
そして、その体験と情熱を分かち合えるチームメートに恵まれて本当に幸せです!
ライド後は、最近のお気に入りのピザ屋さん「Piante Pizzaria」のピザを一人一ホールいただきました!
オーガニックで植物性食材のみを使った絶品ヘルシーピザです⭐︎
今日も最高の一日でした。
まだ見ぬ世界への冒険、
今の自分を超える「超戦」、
終わりはありません。
人生は一度きり!
では、また明日⭐︎