その中の一つ。
”身体を変える”
昨年までは、MTBで必要な絶対パワーの向上、それに伴い全身の筋力&ボディマスもキープする意識していました。
今年は目標としているレースが例年と全く異なるので体質、体型を変える試みを始めました。
夏に控えるMTBとトレイルランの両種目で
100マイル(160キロ)
を戦い抜くことが今年の一番の目標です。
そのためにこれまでMTBに特化した考えと体組成を見直してみました。
昨年シーズン終えた時点で身体を変える取り組みを計画してみました。
まずは
「痩せる」
っと言っても
もちろんパワーはできる限り落としたくありません。
必要最低限の筋力トレーニングを行い、メニューも吟味しながら試行錯誤を繰り返して取捨選択しています。
特にランニングにはボディマスがありすぎる感があるので、適正体重を測るためにもまずは単純に体重を徐々に減らすことを試みています。ランでの地面との衝撃は体重により大きく左右されるので怪我防止にも繋がります。
その中で2種目に対応できる自分の理想体型・体組成を探していこうとしています。
例えば、ロードバイクのトップ選手のBMIを調べると
ツールドフランスの総合狙うような
オールラウンダー平均値が約20.2
スプリンターが約22
クライマーが約20.4。
マウンテンバイカーの情報があまりないのでロードバイカーを例に出していますが、マウンテンバイカーは悪路で上半身の筋力をより必要とするのでおそらくプラス0.5〜1くらいかなと勝手に予想。
ランニングのフルマラソンエリート選手を調べると20以上はまずいませんでした。
大迫選手は約18と聞きます。
設楽選手はウェブ上で見た数値だと15.85。。。私より身長2cm高いだけで14kgも痩せています。すごい・・・。
例外的に川内選手は20後半あると聞きます。
(人の体重なので変動的であくまで参考)
マラソンエリート
男性選手は平均するとざっくり17〜20。
女性選手は16.5〜18。
サイクリストと比べるとかなり軽いですね。
トレイルランナーのBMI情報はあまりないのですが、ウェブサーチしていたら面白い情報が(ちょっと古いですが)・・・
↓
https://www.thieme-connect.com/products/ejournals/abstract/10.1055/s-2008-1038434?device=mobile&innerWidth=980&offsetWidth=980
掻い摘んで見ると
アメリカで最も有名なウルトラレースの一つ「ウェスタン・ステイツ・エンデュランス・ラン」100マイル(161km)の2007年のデータによると、
男性トップ5の平均BMI:23.2
女性トップ5の平均BMI:19.8
印象としてはかなり高いです(汗)特に男性。
記事の中ではBMIが低い方が速い傾向にあると結論づけていますが、私のイメージしていたウルトラトレイルランナーとしてはだいぶ”重い”印象でした。
しかしながらトレラン界の絶対王者と言われるKilian Jornet選手のBMIは大体19後半と言われています。
Jornet選手は171cmで58kg前後。
トレランは激しい山道を時に全身を使って進むので、ロードランニングよりも総合的に筋力は必要となります。
MTBと同様にオフロードの特性ですね。
そこがマウンテンバイカー&トレイルランナーのBMIがロードと比較すると高い理由と言えるでしょう。
これらを加味して
トレイルランナー&マウンテンバイカー二刀流の適正は一体どこに落ち着くのか!?
しかしながら個人の骨格や体質などにより全く変わるのですが、調べた情報はとても参考にはなりました。
ちなみに私の現在
身長:172cm
体重:約62kg
BMI:約21
昨年10月のオフ明け時点で66kgでBMIは約22.3。
昨年のシーズン中だと64.5kgで約21.8。
昨年10月からの体重と体脂肪率の変動グラフです。
オフ明けということもあり、スタートは約66Kgありました。
ここ1〜2週間は61〜62kgあたりを行ったり来たり。
5ヶ月で約4kg減。
もう少しなだらかに減らす予定でしたが、モチベーションが高いせいか自転車競技始めてから一番軽い体重を記録しています。2014年に63kg前後が一番軽かった気がします。
ここからはもう少し減量をなだらかにして、BMIを一応20を目指していく中で自分の適正を探しあてられればなと考えています。
食事に関しては、ある程度制限はしていますがそこまで厳しいものではありません。
体脂肪率は例年冬の間は感染症も怖いので10%前後ですが今年は一桁をキープしてみました。
皮肉なのか体脂肪10%あった年の冬の時期は風邪になったりしました。今冬は7%前後ですが、都心や人混みに出る機会も多いにかかわらず、今のところ風邪もインフルエンザもありません。
疲労度や体脂肪率は免疫システムにもちろん影響はあるとは思いますが、抗酸化作用のある食べ物を意識してたくさん食べている効果があるのではないかと個人的には思っています。
課題である減量しながらのパワー値のキープ&向上の現状:
自転車で測るパワーは若干減ったような気もしますが、昨年のこの時期とほぼ一緒です。しかし、W/KGだと数%ですがパワーアップしているので今のところ自転車上でのパワーアップの減量は成功していると言っても良いかもしれません。
ランニングのトレーニングは試行錯誤で、怪我や故障にも悩まされてしまっていますが、明らかに体重が軽い方が楽に走れます。
しかし、私が目指しているのはロードでなく、トレイルのウルトラ。激しいアップダウンに対応するトレラン特有の筋力も必要です。まだ指標となるパワー値も安定していないのでデータを収集中です。。。
MTBもそうですが、トレランも遅いスタートなのでいかに効率的に速く強くなれるか、模索中です。
そのためにも多角的に数値で管理もしていますが
これが全てではありません。
決して直感を忘れず
自分史上最高&最適を目指したいと思います!
次回は、パワートレーニング経過をグラフとともに紹介したいと思います。
減量トークからのスイーツ写真で終わります(笑)
ギルトフリーなプラントベーススイーツ 「プロテインパンケーキ with アーモンドチョコレートクリーム」
by アスリートフード研究家 Sayako Ikeda