大会名:「春よ恋ひ4時間エンデューロ」
大会ウェブサイト:http://main.846.info/?day=20171126
開催地:京都府和束町湯船森林公園内TOPEAK MTB LAND
開催日時:2018年3月18日
結果:2位
前日から会場入りし、コースチェック。
運営スタッフの方達が家族のような和やかな雰囲気の中、翌日のレースのために入念にコース整備を行ってくれていた。
TOPEAK MTB LANDは、バラエティに富んだ素晴らしいMTBパーク。常設コースなのでシングルトラックで存分に練習することも可能。とてもありがたい存在だ。
レース当日、朝は霜が降りるほどの気温。
4時間レースの前に、
元気が溢れるキッズレーサーたちの熱い戦いが行われ、
冷たい空気も吹き飛ばすほどに会場はヒートアップ!
今回の私のゴールは2つ。
「連覇」
「最初から最後まで全力を出しきる」
©︎Sayako Ikeda
スタートの号砲と同時に、
トップXCエリートレーサーの中原義貴選手を筆頭に、
ユース全日本チャンピオン・山口創平選手、
ユース全日本3位・中島歩選手、
有望な若手ホープ選手達が猛烈なスピードで飛び出す。
序盤はそのハイペースに引き離されてしまうが、
その悔しい気持ちとともに、
若手の著しい成長に刺激を受けてとてもワクワクした。
彼らに負けじと必死に追いかける。
©︎Sayako Ikeda
4周目にようやく2位と3位を捉え、2位に浮上。
©︎Sayako Ikeda
トップを行く中原選手のスピードは依然衰えず、むしろまだタイム差を広げられている。
焦りもあるが、先はまだ長い。
無茶にペースは上げずに、
限界ラインのギリギリペースで追い込み、
できるだけラップタイムを落とさずにレースを進めた。
©︎Sayako Ikeda
コース上にはたくさんの参加者がいる。
キッズを含め、皆それぞれのゴールを持ち、
タフなコースに立ち向かい、
必死に頑張っている。
©︎Sayako Ikeda
その姿を見るとエネルギーをもらえる。
抜くときはできる限り、声を掛け合い、励まし合う。
©︎Sayako Ikeda
レースも後半戦に入る。
思い返すと、例年このレースにおいて、
この時点で追いかけていることは記憶にない。
このチェイスしている緊張感が4時間という長い時間を短いものに感じさせる。
©︎Sayako Ikeda
あと1時間半しかない。
追いつけるか。
一時5分近く離され、
徐々に3〜4分差まで近づくが、
そこからなかなか差を詰められない。
©︎Sayako Ikeda
厳しいシングルトラックの急勾配の登り
滑る木の根
序盤は気にしていなかったような小さなデコボコ
周回を重ねるごとにボディーブローのようにキツくなってくる。
©︎Sayako Ikeda
追い込み続けて3時間半が経過。
心身ともに限界に近づいてくる。
顔が歪むほどにキツい。
しかし、この極限に辛い状態からが真価を問われる。
ここで踏ん張るか、踏ん張らないかで
強くなれるかが決まる。
©︎Sayako Ikeda
足を緩めるのは簡単かもしれない。
でも、
本番中に「それ」をやったら
競技者として何かを失う気がする。
だから自分を信じ続ける。
まだ追いつける。
まだ追い込める。
©︎Sayako Ikeda
この状況だからこそ全てを絞り出し、
再びペースアップを試みる。
タイム的にもセーブをしている余裕は一切ない。
3分差から2分差。
残り1周半。
ここに来て身体からエネルギーが溢れてくる。
遠いが中原選手を視界に捉える。
まだまだ。
もっといける。
しかし、ここでタイムアップ。
1分差まで詰めたが、2位でフィニッシュ。
©︎Sayako Ikeda
完敗。
中原選手は素晴らしく強かった。
©︎Sayako Ikeda
優勝おめでとう。
中原選手と私のみが22周回をコンプリート。
とても良い勝負だった。
同時にすごい悔しい気持ちがこみ上げる。
©︎Sayako Ikeda
今年もまだこの悔しい気持ちが強くあり、
悔しいと思えるということを大切にしたい。
この気持ちがなければ強くなれないから。
だから勝者には心から感謝。
次はチャレンジャーとして再出発だ。
一緒にレースを共有した皆様
大会運営スタッフの皆様
応援・サポートしてくださった皆様
実りある、素晴らしい日をありがとうございました!
©︎Sayako Ikeda
TOPEAK ERGON RACING TEAMレースレポート(英文)
↓
https://mailchi.mp/e01af7357eee/down-to-the-wire-at-the-topeak-4-hour-endurace?e=baa27d2aec
池田祐樹
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池田祐樹
〜超戦〜
TOPEAK ERGON RACING TEAM USA
レース中機材・装備:
バイク: Canyon LUX CF チームエディション
ブレーキ:Shimano XTR
ドライブトレイン:Shimano XTR, フロント32T
タイヤ: MAXXIS IKON 2.2 (F&R), 前後20PSI
グリップ: Ergon GS1
グローブ: Ergon HM2
ペダル: Shimano XTR
ヘルメット: Limar Ultralight+
工具・サドルバッグ・ボトルケージ: Topeak
チェーンオイル:Finishline
補給食:GU、パワーバージェル&VESPAプロ、Sayako’s Kitchen
ソックス:C3fit
テーピング:ニューハレ
ケーブル/ワイヤー:JAGWIRE
ヘッドバンド:Halo II (ヘイロ II) プルオーバー
チームジャージ:Primal Wear
パーソナルスポンサー:
チームスポンサー: