「キング・オブ・ザ・ロッキーズ」
レースデータ(STRAVA):https://www.strava.com/activities/1781356429
距離約40km
獲得標高約1000m
結果:プロクラス6位でした。
今日の全力を出した結果です。
皆、非常に強かったです!
大興奮の抜きつ抜かれつのバトルを約2時間繰り広げました。
寒さのせいもあったのか
最初の長い登り、
細かい登り返しの反応の鈍さ
この二つが表彰台に届かなかった要因と感じています。
最初の登りは10位で登頂し
その後の下りとテクニカルなシングルトラックで順位をあげていき
最後の登りでまたエネルギーが復活して6位でフィニッシュしました。
レース前
スタートとフィニッシュが違う場所なのでフィニッシュ地点に車を置き
スタート地点まで30分ちょっとウォームアップをしました。
スタートに行くにつれて雲行きが怪しくなり、
スタート時にはポツリポツリとまさかの雨が・・・
標高3000m付近なので相当寒いです。
レース中には大粒の雨となり、
震えて末端の感覚がなくなるほどでした。
ジャケットをバックポケットに入れていて大正解でした。
レース中盤で雨が本降りになり始めた時に途中で止まってジャケットを着ました。
それでもかなりの寒さを感じたので
ジャケットを持っていなかった選手は途中で動けなくなっていましたね。。。
MTBは大自然を相手にするスポーツです。
自然の中でスポーツをしたり、遊ぶことは非常に楽しいですが
自然は時に非常に厳しい面を見せます。
特に今回のような標高の高いところで雨に打たれたら低体温症、
下手したら命の危険性もあります。
寒さに加えて
濡れた木の根と岩、深い泥、雨と泥しぶきで狭まる視界、疲労、高山病・・・
危険要素は満載でした。
私たちはそれらを覚悟でレースに臨んでいます。
対応できる体力、精神力、知識、技術を日々培って臨んでいます。
機材の装備を準備することも
これらの対応力を準備することも
レース出場には必要だと強く感じます。
しっかりした準備があってこそ
この極限状態でのレースを楽しめるのだと思います!
偉大なる自然は美しくも厳しくもあります。
「決して油断してはいけない」
分かっているつもりでも改めて身を以て体感させられました。
ちなみに今は晴れ間も見えて爽やかな青空が見えます。
達成感と悔しい気持ちが入り乱れる精神状態ですが
引き続きこのMTBパラダイス・コロラド州で
いかにMTBを最大限に楽しみながら、
速くなり、
強くなり、
成長できるかを突き詰めていきます!
明日もより成長した自分に出会うために!
超戦!