7/14
レースデータ(STRAVA):https://www.strava.com/activities/1703058469
標高約2800mに滞在して約2週間。
高地順応と現状のパフォーマンスのテストを兼ねてのレース。コロンビアのステージレースでチームメートとなるニック・グド選手とリレーチームを組み、60マイルコースを二人で走破。
私は第2走者で、ニックがトップと約30秒差の2位で帰ってきてバトンタッチ。
そこから追い上げて序盤でトップとなり、あとはどこまで追い込めるかの自分との戦い。
追い込む中でもブレックの気持ちの良いトレイルを楽しみながらきっちり最後まで現状の力を出しきりフィニッシュ。
標高にも順応してきて調子が上がってきていることを確認できた。
7/18
レースデータ(STRAVA):https://www.strava.com/activities/1712211636
コロンビア遠征前の最後の追い込みレース。
1時間強の短いXCレースなので最初から出し惜しみなく全開でスタート。
しかし、標高3000mを越える高地の影響かすぐに息が上がりきってしまい、ペースダウンを余儀なくされる。
順位が一時6位まで下がるが、後半息を整え直してテクニカルなダウンヒルセクションで巻き返すことに成功。
表彰台まであと一歩の4位という悔しい結果ではあったが、身体が仕上がってきている感覚を得ることができた。
7/29~8/4
8位: ラ・レイェンダ・デル・ドラド 7日間ステージレース、コロンビア (UCI S1)
- Prologue: 10位
- Stage1: 10位
- Stage2: 10位
- Stage3: 10位
- Stage4: 9位
- Stage5: 8位
- Stage6: 8位
総距離450+km
総獲得標高16000+m
ニック・グド選手(USA)とデュオで参戦。
ピークを合わせて臨んだ今夏大一番のレース。世界チャンピオンクラスの選手がひしめくレベルの高さの中でどこまで勝負ができるか、そして無事に完走することを焦点を合わせた。
ハチに刺されたり、シューズが破損したり、マイナーなメカトラブルは幾つかあったもののチームメートと協力し合い、安定した走りで後半戦に順位を上げることができた。
トップ選手の中には体調不良やメカトラブルで棄権をした選手もいるので、改めて完走する大事さを感じた。
特に今回は天候が悪く、雨と泥でコースの乗車率が著しく減り、担ぎセクションが増えたりアドベンチャー要素が増えたので自転車の体力以上のタフネスが要求された7日間だった。
その中でチームメートのニックとお互い高め合い、1日1日後悔がないように全力を出し切った。これほどキツイと感じたレースは近年ではないと思ったが、その分のフィニッシュした時の達成感は他には代え難い。
コロンビアはサイクリングファンは熱狂的で今まで経験したことのないくらいの観客の数と大歓声でレーサーを迎えてくれた。それは私たちに多大なモチベーションとエネルギーを与えてくれた。思い出しただけでも興奮して鳥肌が立つぐらいの感動体験。
世界のトップ選手たちとの大きな差は痛いほど感じたが、その中で諦めずにベストを尽くして走り続けることで突破口が開け、順位を上げることができた経験は大きな自信となった。
たくさんの応援ありがとうございました!
残りのアメリカ遠征は
以下のレースを予定しております。
8月18日:キング・オブ・ザ・ロッキーズ(コロラド州ウィンターパーク)
8月22日:ピークストレイル・タイムトライアル(コロラド州ブレッキンリッジ〜フリスコ)
9月2日:エステス・エピック(コロラド州エステスパーク)
ここコロラド州の最高のMTB環境で
トレーニングとレースに打ち込めることに感謝し、
さらに成長して残りのレースに臨みます。
引き続き応援よろしくお願いいたします!
池田祐樹
〜超戦〜
レース中機材・装備:
バイク: Canyon LUX CF チームエディション
ブレーキ:Shimano XTR
ドライブトレイン:Shimano XTR, フロント32T
タイヤ: MAXXIS ASPEN 2.25 (F&R), 前後20PSI
グリップ: Ergon GS1
グローブ: Ergon HM2
ペダル: Shimano XTR
ヘルメット: Limar Ultralight+
工具・サドルバッグ・ボトルケージ: Topeak
チェーンオイル:Finishline
補給食:GU、パワーバージェル&VESPAプロ、Sayako’s Kitchen
テーピング:ニューハレ
ケーブル/ワイヤー:JAGWIRE
ヘッドバンド:Halo II (ヘイロ II) プルオーバー
チームジャージ:Primal Wear
パーソナルスポンサー:
チームスポンサー: