2020年1月15日水曜日

現代に求められる生きる力!

Two courses done! One to go!

コーネル大学「プラントベース栄養学」コースを順調に受講中です!

4週間で二つコースを修了し、残すはあと1コース。

久々に辞書を引きまくったり、英文をしっかり書いたり、脳みそフル活動です!

しかしながら興味ある分野なので学びが楽しすぎて、終わるのが寂しいくらいです(^^)。

終えたばかりのコース「Diseases of Affluence(裕福病)」
”豊かな”現代がもたらす病気を指します。


心疾患、癌、肥満、高血圧症、糖尿病などなど現代に蔓延している生活習慣病と、その予防・改善について学びました。

上に”豊かな現代”と書きましたが、

学べば学ぶほど

果たして現代は本質的に豊かなのか?

疑問を抱きます。

死因の上位を占める生活習慣病は、普段の食事や生活様式から起因するものがほとんどです。

欧米化しつつある日本の食生活は昔とは一変し、アメリカが抱える生活習慣病の増加傾向を追ってしまっています。。。

ファッションやカルチャーの流行も欧米から少し遅れて日本に入ってきますが、生活習慣病のような入ってきて欲しくない流行も確実に身近なものとなってきています。

しかし、普段生活しているだけだとこの深刻な状況に気付くことが非常に難しいです。

そして実際に病気や不調になると、
病院へ行き症状を薬で抑え、
手術で悪いところを取り除いたりと、
対処療法が一般的です。

なぜ病気に至ったのか?

根本の生活習慣を改善するということにはなかなか至らないケースがほとんどです。

もし、高血圧になり、その原因が食生活であるならば、抑制する薬や簡単なアドバイスだけではなく、食生活の徹底したガイドラインやプランが処方されるべきであると私は思います。根本治療と予防を考えるならばそうあるべきではないでしょうか?


私はアスリートとして競技力の向上と、アレルギー体質を改善するために食生活を見直したことがきっかけで、日々の生活習慣への疑問を持ち、改善し、そして栄養学への知識を深め始めました。

このきっかけがあったことを心から幸せに思います。

アレルギー体質改善、競技力向上に成功しただけでなく、この情報が溢れすぎている現代で生き抜く選択力と価値観を身につける大切さを学びました。

例えばスーパーへ行くと、膨大な量の商品が陳列しています。

情報だけに惑わされずに、その中から良いもの、ベターなものを自分で選べるでしょうか?

現代は確かに物や情報が豊富ですが、それも飽和状態で溢れてしまっています。

消費者はその状況に対し、自発的に疑問を持ち、知識を得て、価値観を持ち、その上で選択することを求められる世の中だと思います。

「自分は平気だろう」
私が以前持っていた心理です。

30歳を過ぎ、運動誘発性喘息をはじめとするアレルギーが悪化した時にその危機感をようやく自分のこととして自覚するようになりました。

MTBの競技成績は上り調子でしたが、同時に健康の悩みを抱え、必ずしも「強い=健康」ではないと自戒しました。

そこから、生涯現役・生涯健康でいるために、生活習慣を改めました。やりたいことを続ける一番のベースは健全な心身です。

現代の生活習慣病の増加率を見ると決して大袈裟ではなく、生きる力を試される時代でもあります。

少なくとも、自分の大切な身体を作る食べものがどのような過程を経ているかは知るべきであり、
その上でカゴに入れるか、身体に入れるかを選択できれば良いなと思います。

さらに、日々の食べ物のチョイスが地球環境負荷へ大きく影響することもわかっています。

持続可能な社会へ向けての観点からも消費者の選択力が問われる時代となっています。

今勉強中&実践中のWhole Food Plant Based Diet(未精製の菜食中心の食事)は、健康にも、地球にも優しいチョイスとして実証されています。

多くの事象と同じでここにも一つの正解はないと思いますが、試行錯誤を重ね成長していきたいと思っています(^^)

少し堅苦しいブログになってしまいましたが

自分含め、周りの大切な人たちも、地球も健康になって
ハッピーな世の中になってほしいということです!

まずは、自分が今学んでいることをしっかりと頭の中で噛み砕き、身につけ、実践し、どんどんアウトプットしていきたいと思います!