2022年6月27日月曜日

TARZAN出演、池田清子新刊発売のお知らせ!

6月23日(木)発売

マガジンハウス「TARZAN」

連載「TARZAN TRAILS」にて二刀流アスリートとして紹介いただいています!

ぜひ、書店やコンビニでご購入の上、ご覧いただけると幸いです。


内容は私のお気に入りのトレイル紹介、なぜMTBに加えてトレイルランを始めた経緯などが書かれています。

今回、カメラマンの藤巻翔さんに撮っていただけたこともとても嬉しかったです。
藤巻さんの写真はどれも素晴らしく、大ファンなのです(^^)

©︎藤巻翔

マウンテンバイカーとしてだけでなく、トレイルランナーとしても初めて取り上げていただいたこともとても嬉しいですね。

マウンテンバイクとトレイルランの二刀流を極めるために
これからも日々鍛錬し、磨いていきます!

©︎藤巻翔

もう一つ、超ビッグなお知らせです。

プラントベース・アスリートフード研究家の
池田清子の二冊目の著書
「野菜のおいしい食べ方」の発売が決定しました!

渾身の作品となっております!

2022年6月26日日曜日

OSJ山中温泉トレイルレース80kmレポート

大会:OSJ山中温泉トレイルレース80km

開催日:2022年6月19日
開催地:石川県山中温泉
天候:晴れ

結果:3位/125名完走(397人出走)完走率31.5%
タイム:12時間15分27秒(制限時間17時間)
距離:約80km 
獲得標高:約5300m


超難コースとして有名な山中温泉トレイルについに超戦。
初年度の完走率はなんとたったの27%と聞いている。

過酷なトレイルと聞くと「一体どんな山なのだろう?」と冒険心が掻き立てられ、緊張感よりもワクワク感が勝る自分。

これから始まるアドベンチャーを楽しみにスタートラインに立った。

山中温泉の情緒あふれる温泉中心街から大きな声援に見送られながら長いジャーニーがスタート!

名物の階段を駆け上がり、林道の登りへと入っていく。ここまでは皆、比較的抑えたペースで、会話を交えながら進むが、トレイルに入ると徐々にスイッチが入ってバラけ始める。

序盤は4−8番手あたりで進む。富士写ヶ岳のトレイルが楽しくてペースを上げたくなるが、西方選手がさすがの安定したペースを刻んでくれていたので、九谷ダムエイドまで付かせてもらった。

この九谷ダムエイド手前の下りで飛び出ていた丸太に右腿を強打。この痛みが予想外に大きく、大日山登山口までは大事を取ってイージージョグで凌いだ。
第一関門は6位で通過。

長い舗装路と林道が続いたので、ペースコントロールしながら、なんとか痛みを回復できた。

しかしながらこのロード/林道区間で前から離され、2選手に追い抜かれてしまった。ロード練習はほぼしていないからこれは仕方ない。あまり気にせずにトレイルで挽回を狙う。

徐々に太陽の照りつけも強くなり、気温も湿度も上昇するのを感じる。この影響で思ったより早い段階で攣ったりペースダウンする選手を目にした。

自分も尋常じゃない汗の量が体中から滴り落ちる。いきなりの高温多湿に体もまだ暑熱順化できていないので、電解質や水分補給をいつも以上に意識した。

今レースで一番高く、長く険しい「大日山」。
エイド3から頂上までのセグメントは約5.3km, 獲得標高873m, 平均勾配16.5%(STRAVA調べ)。私のかかった時間は1時間13分19秒。

山頂までは4人パックで進み、一緒にいた選手達のおかげでこのキツイ長い登りをペースを落とさずに行くことができた。感謝。

山頂からの下りは、トレイルも楽しく、所々絶景ポイントもあり、ヤッホー!な感じで軽快に飛ばした。いつの間にか右腿の痛みも忘れていたほどだ。

このまま気持ち良く下りで第二関門(県民の森)に行くかと思いきや、、、

中腹あたりから下り基調ではあるが細かい急勾配のアップダウンが繰り返される。さらに標高が下がった影響で気温も急上昇。ここで思ったより体力が削られ、時間がかかり、水も全て飲み切ってしまった。

ようやく登山道を抜け、林道に出るがなかなか県民の森にたどり着かない。酷暑の中で飲む水もなく、身体はカラカラで、珍しく腹筋が攣り、悶絶の痛みに耐えるが、脚も攣りかけ、心も折れかけ、下りなのに全く進めない。

ここで高井選手が追いついてくる。高井選手も水を飲み切ってしまっている状態だった。二人でペースを合わせてエイドを目指す。極限状態だったので、一緒に走れたのはとても心強かった。感謝。

県民の森エイドでは、多くのボランティア・サポーターの方達が温かく出迎えてくれた。まるでフィニッシュしたかのような安堵感だが、まだまだ45km地点(苦笑)。待望の命の水分補給!ガブガブ飲める歓びに涙が出そうなほど感動した。これまた感謝。

第2関門、4位通過。

次の関門までは、「杉水峠」のトレイルがあるが、ロード中心で7kmほど。ロード区間では高井選手に全くついて行けず、ここから一人旅となる。

第3関門(約62km)も4位で到着。

掛水を全身にかぶり、冷却を試みる。効果は短いかもしれないが、朦朧とする意識が生き返る。

山中温泉名物の「娘娘饅頭(にゃあにゃあまんじゅう)」と「水まんじゅう」を補給食としていただいた。最初は胃が気持ち悪く受け付けるか不安だったが、口に入れたらとても美味しく、結局2個ずついただいてしまった。これまた感謝。

ここからは「大日山」よりも難易度が高いと言われる「三童子山」へと登っていく。

尾根道までの登山道は厳しいが、聞いたほどではないな・・・
と思ったが甘かった。。。

激しい傾斜のアップダウンを何回繰り返しても永遠に「三童子山」へたどり着かない。

加えて低山なので「大日山」よりも気温と湿気が半端なく高い。補給も余裕かと思ったが、また水切れの悪夢が繰り返される。

ゴクゴク飲みたいが、口を湿らせる程度で水をセーブしながら激しいアップダウンをひたすらに繰り返す。

30kmカテゴリーの人たちに追いつき始めるが、みんなも暑さとコースにやられている。中には座り込んでいる人たちもいるほど辛そうだ。お互いに励まし合いながらゆっくりと脚を進めた。

ついに頂上に辿り着いたはいいが、水もついに切れてしまった・・・。

エイドまで2km。得意な下りは軽快に行けば余裕だろう!
・・・という夢もすぐに打ち砕かれる。

激斜度に加えて、段差が50cm以上はありそうな階段が続き、全くスピードに乗れない。思っていた以上に脚が終わっていて衝撃に耐えられずソロリソロリと下るしかなかった。。。

ここでも30kmカテゴリーの人達に励まされたり、励ましたりしながら元気をもらってなんとかエイド④(約62km)に命からがら辿り着いた。みんなにまた感謝。

エイドでは手が震えて貴重なドリンク粉末をぶちまけてしまう始末。

いよいよ心身の限界の際の際まで来ている感じだ。

第4関門まではほぼ平坦のロードだが、日陰が少なく直射日光が容赦なく襲う。頭も朦朧し、内臓もやられ、歩きも交えながら亀の歩みで進む。

この超スローペースで誰にも追いつかれていないということは、後続もこの熱波にかなり苦戦しているのだろう。

第4関門エイド(約65km地点)、4位は死守しているが正直脚はとっくに終わっている・・・。

応援に来ていた妻にも「ここからは完走モードになりそうだからほとんど歩きになるかも。順位もこれから落としそう・・・」と弱音を吐く始末。
エイドから出発もしたくないほど心もやられていた。

実際、エイド出発からしばらく歩いてしまったが、
自分の弱さと情けなさに怒りが込み上げてきて、遅いながらもジョグをスタート。

「今持っている全てを出し切る約束だろ!自分!」

歩くよりはマシなくらいのペースだが、自分の今のベストを尽くしての必死のジョグで「鞍掛山」登山道へと向かった。

鞍掛山、容赦ない急勾配の階段が多くとてもきついが、トレイル好きの自分にとってはロードや林道よりもテンションが上がる。とはいえペースは遅いので、止まらないことだけを目標に一心不乱に無心で動き続けた。

頂上からのアップダウンで、足指の先に強い痛みが出始めてしまった。靴紐の締めが少し緩かったのか、下りで靴先に当たり続けていたのだろう。

止まりたくはなかったが、痛みが強いため、座って靴紐を締め直した。ちょうど良い休みになったが、立とうとした時にほぼ足全体が攣ってしまい悶絶の痛みが襲う。。。

タイムロスを長引かせたくないので、歩いて進みながら攣りが治るのを待った。

下りもテクニカルではあるが、三童子山に比べればイージーだったのでなんとか走って下ることができた。

登山道を出ると、長い平坦な農道が続く。

遠いが前方に80kmカテゴリーのゼッケンが目に入った。
追いつけるかもしれないとモチベーションが上がってきた。


最終エイド(約72km地点)。ここで前方を走っていた
河内選手に追いつく。やはりこの異常な暑さにやられてしまったのだろうか。「池田さんラストスパート頑張って」と尊敬する河内選手に声をかけてもらい、感謝と共に再び闘志が燃え上がる。

この局面でまさかの3位に浮上。

残り7km。何も残さずに出し切るのみ。

緩やかな登りの林道区間はキロ6分ほどで走り(今の自分にとっては上出来)、最後の山へと突入。

コースプロフィール上では丘ぐらいにしか見えなかったが、予想以上に長くきついではないか!

ここでも30kmカテゴリー選手の人達と励まし合いながら進めたことは精神的に非常に助けられた。そのおかげで歩きは最小限に、ほぼ走ることができた。

登山道を出ると、山中温泉街へ続く舗装路の下り。

ここで後ろからすごい勢いで下ってくる選手が!
足袋を履いていることで有名なトップランナー西川選手だ。

この最終局面で、この速さで追いつかれるとは予想だにしなかったので思わず「西川さんすげ〜!!!!」と叫んでしまった。

すぐさま後ろについて行こうとするが尋常じゃない下りの速さ。どんどんその背中が遠くなっていく。

ゴール手前3キロほどで4位に降下。

抜かれはしたが、西川さんのあんなにも熱い走りを見せられたら、こちらもペースアップしないわけにはいかない。

後ろ姿をかろうじて視界に捉えながら、川沿いの歩道トレイルをいい感じのペースで走る。

もうフィニッシュかと思ったら、一回ゴール地点付近から離れて、ぐるっと川沿いトレイルを走る・・・という最後までいろんな意味で楽しませてくれるOSJのコース設定だ。

遊歩道ではあるが、ところどころに階段のアップダウンもあってなかなか気が抜けない。

ここでまさかの西川選手に再び追いつくことができた。
まだいける。
ゴールまでは2kmは切っているだろう。

お互いに「頑張ろう!」と声を掛け合う。

川沿いトレイルを先行して終え
最後の階段と長めの坂を上がり切ると
残り約900mのフィニッシュまでのストレート。

何度も後ろを振り返って走ったが
最後にまだキロ4分台ペースで走れるパワーが残っていた自分にサプライズ。

これも西川選手をはじめ、切磋琢磨したライバル選手がいたおかげで自分のポテンシャルを最大限発揮することができた。皆には感謝しかない。そしてその場を作ってくれる大会にも心から感謝だ。

12時間15分27秒。
長かった。
総合3位で生還。

まるで優勝したかのようなポーズをとってしまったが(汗)
この超ハードコースをフィニッシュした達成感は言葉では言い表せないほど感動的だった。

国内トレランで初の総合表彰台に登れてすごく嬉しいが、トップ2選手との差は歴然。
西方選手、優勝おめでとうございます!

這い上がるために、これからも変わらず

自分を超える戦い”超戦”あるのみ。

この灼熱+ハードコースをフィニッシュした全ての人は距離とタイム関係なく、私の中ではヒーロー。
途中棄権を決断した人も勇気ある英断だったと思う。

運営やボランティアの方たちも酷暑の中での選手たちの案内やサポート、応援、心から感謝。奥深い山の上の方で野営してコース案内してくれていた地元?ボランティアの方達には感動。何よりも開催してくれて感謝。

いつもパワフルなパワースポーツの滝川社長とツーショット。
運営の傍ら30kmの部に出場して総合4位。さすが!

外部サポートは禁止されている中で、声がけと撮影の為だけに関門やエイドを回ってくれた妻のサポートにも心から感謝。

山中温泉は初めて訪れた場所だったが、素晴らしい大自然に囲まれたトレイルはバラエティに富み、チャレンジングではあったがとても楽しかった。レースではない時にも走りたいくらいだ。

町の人たちもとても温かく迎えてくれ、歴史深い町の情緒ある雰囲気も良く、また遊びに来たいと思わせてくれたとても素敵な所だった。

See you again 山中温泉!

レポート内の写真は©️Sayako IKEDA 

・フィニッシュ後エピソード

熱中症と脱水の影響で具合が悪くなり、水すらも受付けないほど内蔵がやられ、完全にダウン。


医療スタッフの方に相談し、氷水パックで頭と首を冷やし、OS1をちびちびいただきました。ありがとうございました。
濡れているのは決して漏らしたわけでなく、タオルの水ですよ(笑)!


次戦は、トレランからMTBに切り替えて、7月3日「Bikes, Beach & Bergs」110kmのバイクレース。
MTB&トレランの二刀流でトップを目指し頑張ります。

池田祐樹

〜レース装備〜
シューズ:Altra Olympus 4
ウェア:Teton Bros.
テーピング:New HALE(足首Xテープ2枚, 膝ニーダッシュ)
補給:GU Energy
アンダーウェア:SAXX SPORT MESH






2022年5月24日火曜日

赤城オフロード4時間耐久レースレポート

 2022年5月22日(日) 

大会:赤城オフロード4時間耐久レース

結果:優勝

周回数:20周

コース1周:約3km(獲得標高約90m)

路面コンディション:ウェット/泥

天候:曇り時々晴れ

場所:横浜市少年自然の家赤城林間学校(群馬県昭和村)

STRAVA: https://www.strava.com/activities/7182208696

今回、私は初参加だったが長距離系レースが少ない国内では貴重な存在であり、東京から近いという点でもとても嬉しい大会。ウェブで発見し、すぐに参戦を決めたレース。

参加賞が朝採れたての地元レタスというのも野菜好きの私にとってたまらない。

本来のコースは、林道メインのスムーズ&スピードコースのはずだったが、当日朝まで降り続けた雨の影響で路面は泥となり、テクニカルコースに一転。

最近はコロナの影響で海外レース参戦がめっきり減り、気づけば長距離MTBレースに参加するのは昨年の11月以来。やはりゼッケン付けてスタートラインに並ぶのは嬉しい。このワクワク感がたまらなく好きだ。


チームで参加しているライダーもいるので、スタートからクロカン並みのハイスピード展開。

今回の私の中での課題はオーバーペースから入って、そこからどれだけ落とさずにペースを4時間キープできるか。


1周目はほぼ全開に近いスピードで追い込み、トップで2周目へ突入。


ここで思わぬアクシデント。泥のハイスピードの下りでペダルを木の根?岩?に激しくヒットして派手に飛んで顔面と肩から落車。急いで復帰しようとするが、機材のダメージや、思ったより痛みもあり、大事を取って棄権も考えたほど。


辞めるにしてもフィニッシュ地点には戻らないといけないので、とりあえず曲がったハンドルバーを直して、骨折など大怪我はしていないことを確認してゆっくりと乗車。


慎重に乗っていたら身体もバイクもなんとか大丈夫そうなので、レース続行を決意。

情けないクラッシュをした自分に怒りが込み上がってきて、モチベーションも集中力も上昇して再びハイペースモードへ!


最初の1時間はオーバーペース気味で進行し、ここからはいかにペースダウンを最小限に抑え、キツい状況に耐えながらタイムを維持できるかが勝負。


ある意味ここからが私にとってのリアルスタートだ。


トップ独走状態ではあるが、チームは途中でフレッシュなライダーに交代するので気は抜けない。このいつ追い付かれるかわからない緊張感があるおかげでペースを落とさないように踏ん張ることができた。


そして、コース上で同じように各々の目標へ向かって頑張る皆の姿にもとても勇気づけられた。できるだけ声をかけるように心がけて、皆で励まし合う感覚でレースを進めた。


特に、泥の難コースを果敢に攻める子供たちの走りには感動させられた。


疲労と共にメンタルも落ち込みそうになるが、できるだけ思考をポジティブに持っていくよう心がける。


MCの方に「池田選手は終始笑っていましたね」と言われたけれど、辛くても無理矢理にでも笑うと、不思議と疲れも和らぐ感覚がある。口角を上げるだけでも効果を感じるのでこれはお勧め(笑)

泥の影響で刻々と変わる走行ラインを「前の周ではこっち行ったけど、今回はこっちでトライしてみよう」といったゲーム感覚で楽しんでみる。特に同じコースを何回も回るので、敢えて普段行かないラインを攻めたり、飽きない工夫も大切にしている。


気づけば最終周回となり、残ったパワーを余さずに振り絞る。


最後の登りできっちり出し切って、綺麗な新緑の中の高速ダウンヒルセクションへ。


気持ちよく疾走しながらフィニッシュラインへ。

やっぱり全力出すって最高の気分だ!

20周回、約58.65km、獲得標高約1831m。 

総合優勝。

表彰後のジャンケン大会ではプレゼンターまでやらせていただき、最後まで皆様と楽むことができました。


アットホームな雰囲気の素晴らしい大会の運営に心から感謝です。


4時間のアドベンチャータイムを一緒に楽しみ、共有してくれた全ての方達にも感謝です。

いつもサポートしてくれる妻にも心から感謝です。

そして未来の有望選手たちと出会えたことも嬉しかったです。これからもMTBを思い切りエンジョイしてね(^^)


ALL Photos by Sayako IKEDA


池田祐樹

〜超戦〜
TOPEAK ERGON RACING TEAM



・・・・
レース機材・装備

バイク: Canyon LUX CF SLX
タイヤ: MAXXIS IKON 2.2 (F&R), 前後20PSI
シーラント:Finish Line
グリップ: Ergon GA3 オレンジ
グローブ: Ergon HM2
サドル:ERGON SM Pro Men
シートポスト:DT SWISS D232ONE
工具・サドルバッグ・ボトルケージ: Topeak
スペアチューブ:Tubolite
チェーンオイル:Finishline ceramic wax
ブレーキ:Shimano XTR
ドライブトレイン:Shimano XTR, フロント34T
ペダル: Shimano XTR
ヘルメット: Limar AIR PRO

テーピング:ニューハレ


パーソナルスポンサー:




チームスポンサー:






2022年5月13日金曜日

第一回『Mt.高水MTBヒルクライム』レポート

2022年5月8日(日) 

第一回『Mt.高水MTBヒルクライム』レポート

場所:東京都青梅市成木

今大会主催「KFC Triathlon Club」大西代表から、今年初めに青梅市成木の山でMTBヒルクライムレースを開催したい。コロナ禍で大会が減った中で、サイクリングシーンを盛り上げたい。そして、成木の地元エリアを活性化したい。というお話しをいただきました。

©︎Hideyuki Suzuki

尊敬する大西代表の熱い想いに応えるべく、コースプロデューサーとして本大会プロジェクトチームに参加しました。

2回の試走会開催を経て、ついに本番の日がやってきました。

・第一回試走会の様子

・第二回試走会の様子

100名がエントリーくださいました。

レース当日の朝、会場は多くのサイクリストで華やかに。

東京だけでなく、近隣県、遠くは山形、宮城、京都などからもお越しくださりました。ありがたい限りです。

参加する皆様に安心してきてもらうため、感染予防のために検温ブースを設置し、会場ではマスク着用をお願いしました。ご協力ありがとうございました。


私のメカニックサポーターである地元の青梅の『自転車コーキ屋』さんが大会メカニックとしてきてくれました。バイクに何かあった時に対処してくれる場所があることで、参加者の皆様もきっと心強かったと思います。コーキさんありがとうございます。

会場には飲食ブースとして、地元の名店『小山製菓』さん、『いなりや』さん、『アスロンコーヒー』さんが出店してくれました。





出来立て焼きそばと淹れたてコーヒーは、無料で参加者の皆さんに振る舞われました。どれもとても美味しかったと大好評でした!ありがとうございました。

「マグオン」さんも出店。参加賞にはマグオンパウダー(定価二千円)が入っていました!
©︎KFC Triathlon Club

参加Tシャツは、妻の池田清子がデザインをして、MTB Design Worksさんが協力してくれたおかげでとてもかっこいい仕上がりとなりました。


私のモットーでもある"今の自分を超える戦い『超戦』"も背面に載せていただきました。

スタート前には、慣れないMCではありましたが、MTBでの走行マナー、大会の魅力をお伝えし、激励エールを送らさせていただきました。



特別ゲストの地元青梅出身「階段王になる男」こと渡辺良治選手(バーティカルランニング世界ランク3位)が5分前にランニングでスタートし、サイクリスト達は追いつけるかどうか?!というアトラクションも行いました。


渡辺選手、大会を盛り上げていただき、ありがとうございました!

レースコースは、林道で距離5kmで獲得標高440mというかなり登りごたえのあるルート。路面は簡易舗装路、砂利道、超激坂登山道(シングルトラック)のミックス。

最初は林道のみの予定でしたが、コースデザイナーとしてはMTBの醍醐味である難易度のあるシングルトラックをどうしても入れたかったので、消えかかっていた登山道を今回のレースのために組み込みさせていただきました。


KFC Triathlon Clubベテランスタッフの皆さんがご尽力くださり、レースで使える状態まで古道が復活しました!

このハードコースをレーサーたちは2回登り、合計タイムを競い合います。

午前10時、先ずは1本目スタート!

今回はマウンテンバイク部門とシクロクロス/グラベルバイク部門の2部門を設定。選手達が、一斉に出走しました!

私は、声援を送りながら全員を見送ったのち、最後尾から出走しました。

皆に声をかけ交流しながらレースをするという普段とは違うシチュエーションでしたが、各々が目標を持って頑張る姿に心を打たれ、私も徐々にレースモードに切り替わっていきました。


コースをデザインした立場ですが、やはりこのコースは「キツい!」と改めて感じました(笑)。

激坂のシングルトラックセクションは、上部が雨の影響で滑りやすく、乗車でクリアするのは超困難でした。


しかしながらバイクを担ぎ押すというオフロードならではのアドベンチャー感を楽しんでもらえたのではないでしょうか。


ゴール手前に構える、壁のような斜度の坂がレーサー達を苦しめます。

そこを最後の一踏ん張りして、乗り越えると感動のフィニッシュ地点が待っています。

ゴール地点では、MC(妻)がフィニッシャー一人一人の名前を呼んで頑張りを讃えていました。

私は、全員追い抜く目標で全力を尽くしましたが、流石に上位選手達はとても強く一歩及ばずMTB部門では2位フィニッシュでした。

皆さん、一人一人本当にいい顔でフィニッシュしていました。

笑顔、苦しい表情、悔しい表情、それぞれのドラマを感じさせてくれました。

ゴール地点横にある「常福院」は今大会のアイコン的な存在でもあります。ゴール後には参拝していただき、登頂の証としてお守りをお配りしました。


安全に十分に配慮してグループ下山の後、成木の家で皆でしばしの休憩。焼きそば、お団子やコーヒーなどでエネルギー補給をしたり、会場を楽しんでいただけたようで何よりでした。



若干曇り始めて気温が下がり始めたので、ジャケットなどを持って2本目の準備をしました。

1本目を60分以内にフィニッシュした人が2本目をスタートできるルールですが、全員が条件をクリア!

そして、12時に2本目スタート!

2本目も私は全員を見送り、最後尾から追い上げスタート。


皆さん1本登りましたか?と疑うほどエネルギッシュ!

中にはギヤが一つしかないシングルスピードバイクで出場しているクレイジー(尊敬の念を込めて)な選手が二人もいました。そして、そのチャレンジを楽しんでいる姿にこれまた感動させられました。

そんなポジティブなエネルギーを頂きながら、私も徐々にペースアップ!

上位選手達に追いつき始めるポイントが1本目より時間がかかっていたので、2本目のペースが上がっていたと思われます。もしくは単純に私が遅かったか(笑)

途中で御二方から「池田選手立ちこぎ多いですね〜」と言われ「そうなんです〜少し重めのギアでのダンシングが好きです!」というやり取りがありました。昔からですが、トラクションがかけられる登り路面では基本立ちこぎのスタイルです。

©︎Hideyuki Suzuki

コース上には対面セクションとUターンがあるのですが、スタッフの方達の誘導や注意喚起がとても丁寧でとても有り難かったです。

レース終盤、抜いたはずのジュニア・ユース選手達(14歳・17歳!)が必死に食らいついてきます。彼らはMTBレースの表彰台常連の日本が誇る若手ホープ達。流石に強いです!


私も序盤の追い上げによるダメージでギリギリの状態で、真剣勝負の展開。

ゴール手前の最後の激坂セクションで若者達の強烈アタック!

これには着いていけず、先行フィニッシュを許してしまいました。しかしながら若い選手の将来性を感じる力強く、光る走りを目の当たりにして喜ばしくもありました。

まだまだ私も負けていられない!とても良い刺激をもらって感謝です。

驚いたことに2本目の方がタイムが良い選手がとても多かったです!

ゴール地点では、MCと共に最終走者まで声援を送りながら皆でゴールを迎えました。

フィニッシュ後、お互いの頑張りを讃えあいながら談笑する時間はプライスレスです。


感動的な素晴らしい雰囲気でした。

怪我や大きなトラブルもなく、大会を無事に終えられたのは大会スタッフ、協力してくださった方々、参加者を含め、関わったすべての方々のおかげです。

特に成木地区の地元のボランティア、常福院の住職さんには感謝です。

ゴール地点で頑張ってくれたスタッフと!

©︎Hideyuki Suzuki
ありがとうございました!

『弱虫ペダル』作者の渡辺航先生も参加してくれたことも感動的でした。私も先生の漫画を欠かさず読んでいる大ファンなのですごく嬉しかったです。

渡辺先生も早速、参戦記をブログにアップしてくれていました。ありがとうございます!

・渡辺先生ブログ

以下、大会結果です。

・MTB部門: http://www.kfctriathlon.com/pdf/result_2022_mtb.pdf

・シクロクロス/グラベル部門: http://www.kfctriathlon.com/pdf/result_2022_mtb_2.pdf

完走賞はこちらからダウンロードできます:

入賞した選手の皆様、本当におめでとうございます。

シクロクロス/グラベル部門及び総合優勝した太田選手!2本共に1位での完全優勝おめでとうございます!


女子MTB部門及び女子総合優勝した程 瑶楓(篠さん)選手!程選手も2本共脅威の高速タイムでの1位。完全優勝おめでとうございます!
篠さんのYou Tube動画は必見です!
超難関セクションも初見でクリアするシーンは圧巻です。大会の様子もユーモア溢れる感じで紹介してくれています。ありがとうござます!
↓


MTB部門男子優勝、長島 悠貴選手!

シクロクロス/グラベル部門女子優勝、石原智美選手!

2トライはキツかったですが、その分達成感も倍増でしたね!

レース後のお楽しみ。KFC Triathlon Clubホームページに Mt.高水MTBヒルクライム写真が掲載されています。
(閲覧は参加者のみ対象となっております)
スクロールすると下の方に『大会写真アルバム』があるので、「Mt.高水MTBヒルクライム」をクリックしてレース前に大会要綱と共にお知らせしたパスワードを入力してご覧ください。

写真総数はなんと863枚!
無料ダウンロードできます。

カメラマンの皆様、たくさんの素敵な臨場感あふれる写真をありがとうございました。

今大会に関わってくれた全ての方達に感謝を込めて。
誠にありがとうございました。

池田祐樹