2018年9月22日土曜日

2018レースシーズンまとめ!

先週末のSDA王滝にて
私の2018年のレースシーズンは一区切りいたしました。

例年は10〜11月までレースがありますが、来シーズンのことも視野に入れて今年はあえてここでブレークを入れました。

今シーズンもたくさんの方に応援とサポートしていただき誠に感謝しております。

家族、スポンサー、チーム、仲間の応援とサポートなしに活動はできません。

本当にありがとうございました!

2018年レースを数にしてまとめてみました。

レース数:31戦(ステージ含む)
    ・マラソン系:23戦(ステージ含む)
    ・XC, STX, TT:8戦

レースした国数:5カ国
       ・アメリカ:9戦
       ・コロンビア:7戦
       ・南アフリカ:6戦
       ・日本:6戦
       ・スリランカ:3戦
        
入賞回数:11回
    ・内優勝4回(ステージ/シリーズ優勝含む)


ちなみに過去3年のレース数入賞数が以下になります。

2017年:19戦(入賞7回、内優勝3回)
2016年:24戦(入賞8回、内優勝5回)
2015年:32戦(入賞11回、内優勝11回)

正直に言うと

例年以上に疲れました。

疲労の原因に関しては

2月から30レース以上戦っている身体的な疲労以外にも
色々な要素がありました。

安定しないパフォーマンス、
最近の伸び悩みに対する苛立ちと葛藤、
レース中の事故で友人を目の前で亡くしたショック、
など

たくさんの出来事があったのが今シーズンでした。

身体と精神のバランスの調整が非常に難しいシーズンでもありました。

しかしながらスタートに立つ以上
アスリートとしてはベストの状態で臨むのが当たり前です。

疲労が溜まるようであれば
レース数や休養で調整したり

ストレスがあればメンタルコントロールを高める対策をするべきです。

年齢や経験により変化するカラダとココロに対し
得てきた経験と知識でカバーできるものもあればできないことも多々ありました。

むしろ経験すればするほど悩む点もあることにもここ数年で気づきました。

今までの経験も大事ですが
どこまで取り入れて
取捨選択するかが重要となってきます。

成長して次のレベルに達することで
また知らない新たな経験をします。

そこでまた失敗し、省みて、改善し、成長して行きます。

これだけ聞くと当たり前のプロセスのように聞こえます。

しかし、↑の「失敗し」の次に「成功したとしても」を加える必要があると考えます。

今まで良かれと思っていた自分のやり方に固執しすぎていると次に進めないことがあります。

私は頭ではわかったつもりでいましたが
固執、執着していた部分が多々あることに気づきました。

例えば、優勝したレースの前に行っていたトレーニングや食事方法。もちろんその時の自分には合ったやり方かもしれないが、ひょっとしたら今の自分には正しくないかもしれない。

成功体験は学びも多く、嬉しく、続けて行きたいと普通思いますが、固執や執着するとそのレベルにとどまってしまう可能性が大きくなります。

人は順応します。きつく感じていた強度のトレーニングも続けていれば体は慣れてやがて成長は止まります。次のレベルに行くにはさらに強度を上げて刺激を入れる必要があります。

過去に成功した方法も一過性であり
次の成功へのプロセスにすぎません。

これはフィジカルはもちろん
メンタルも同じだと考えています。
むしろメンタルはフィジカル以上に重要だと感じています。

2003年から15年間
マウンテンバイク競技に全力で打ち込んできました。

間違った道を進んでいるとは全く思っていませんが
ここらで少し固まりかけた頭と体を柔らかくリセットして

これからの池田祐樹の更なる飛躍へ向けて

ガツン!!!!
っと新鮮で強烈な刺激を入れたいと思います!!!

その刺激内容はまた改めて(^_^)



以下、繰り返しになりますがNHK文化センター講演会のお知らせ詳細です!
たくさんのご参加お待ちして下ります(^_^)!

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