2023年8月18日金曜日

レッドチャレンジ経過報告。現在暫定5位!

アメリカはコロラド州レッドビルで開催されている
マウンテンバイクとトレイルランの世界最大スケールの複合シリーズ戦

「レッドチャレンジ」

全5戦中4戦を終え、暫定5位につけています。

9位 :第1戦 レッドビルトレイルマラソン(42kmトレラン)
5位 :第2戦 シルバーラッシュ50(80kmMTB)
3位 :第3戦 レッドビル100MTB(160kmMTB)
4位 :第4戦 レッドビルトレイル10k(10kmトレラン)

「レッドチャレンジ」


最終戦は、8月19日「レッドビル100RUN」、160kmのトレイルラン。

シリーズ中、最も長く、最も過酷なレースとなります。

先週末のMTB100マイルと10kmトレランの疲労が抜ける間もなく、レースとなりますが、条件は皆同じ。

現状の力を全て出し切ってシリーズを終えられるよう、良い報告ができるよう、ベストを尽くして参ります!

SNSでは毎日アメリカでの様子を発信しているので
そちらもご覧いただけると幸いです👍







2023年8月12日土曜日

ビッグレース「レッドビル100MTB」前日!

ビッグレース「レッドビル100MTB」前日!


ヤングスターのニーナと刺激入れライド行ってきました。

彼女は私と同じビーガンアスリートなのですが、生まれた時からビーガンで育ち、トップライダーとして活動中です。

これからの彼女の活躍に期待です!


明日の補給は、長年愛用しているGU ENERGYでバッチリです👌


ジェルフラスコをボトルにテープでくくりつけたものを、4箇所あるフィードゾーンで渡してもらいます。


今回もサポートのプロフェッショナルの清子がスタートを見送った後にエイドステーションへ移動して、フィードしてくれます🙏


他のエイドステーションにはアメリカの友人トビンとジェニファーがボトルを渡してくれる予定です。感謝しかありません🥹

レース前日ランチ↓

フムスたっぷりサラダ、ベーグル、豆乳。
食べる輸血とまで言われるビーツを積極的に摂っています👍
造血作用を助けるグリーンや豆も食べて血流を良くすることで、この標高3000mを超える高地への順応を高めています。

夜は、日本食。
清子の手作り納豆や煮豆で心も体もエナジーチャージバッチリです!


レースは、明日(土曜)アメリカ山岳時間6時半スタート(プロクラス)です!


私はレッドチャレンジシリーズに参戦しているので、翌日の日曜日も休む間もなく10kmのトレランレースにも出場します。

そして、1週間後には最終戦の100マイルランが待ち構えています🔥

MTBレースが終わったら全力で回復に努めて、連戦頑張ります💪

まずは明日の北米最大のMTBレースに全集中!
自分を超える戦いを楽しんできます。
行ってきまーす!




2023年8月11日金曜日

レッドビルトレイル100MTB受付完了!

標高3150mのレッドビルからおはようございます!

「レッドビルトレイル100MTB」受付完了!

北米最大の100マイル(160キロ)マウンテンバイクレース、いよいよ明後日です🔥

大会創始者のクローバーご夫婦と❤️

今年11回目なので顔も名前も覚えてくれていて、感涙です😭

お二人の言葉と応援に何度モチベーションをもらったことか。

感謝です🙏

エキスポでは、いつもサポートしてもらっているGU ENERGYへご挨拶。
GU ENERGYで今回のレース中の補給はバッチリです!
ちなみに写真のスタッフCODYは100マイルランに出場するエリートランナーです!

レースバイクもしっかり整備してReady to go!

サドルバッグの中身もトラブルに対応できるようにしっかり準備。


私はシリーズ参戦なので完走はマスト。
少し多めに修理キットを携帯しています。

SDA王滝でも同じサドルバッグの中身を予定しています。

チェーンルーブはフィニッシュラインのセラミックウェットルーブ、そしてサスペンションには動きを良くするマックスサスペンションスプレー。

昨晩は、テネシーパスクックハウスのディナーパーティーに招待してもらいました。

出場する選手仲間が集まりました。

素敵過ぎるロケーションでみんなとディナーを楽しみました!

私と清子にはヴィーガン対応してもらいました🙏
美味しかった〜😍
コロラド州レッドビルに来たら、テネシーパスのクックハウス超おすすめです!



 

2023年8月9日水曜日

いよいよ今週末からレッドビル100MTB&RUN!

今朝は、6時で気温はなんと2℃!さすが標高2800mです。
すでに秋の気配すら感じるコロラドの高地です😅

今週末と来週末、いよいよ「レッドチャレンジ」シリーズ戦のラスト3戦です!

8月12日:レッドビル100MTB(160km MTB)

8月13日:レッドビル10k(10kmトレイルラン)

8月19日:レッドビル100ラン(160kmトレイルラン)


トレーニングは終わり、あとは調整のみ。

 

不安や「たられば」をあげればキリがないけれど、現状で準備できることはやったと思っています。

Josiah Middaughコーチとも最終ミーティングをして、100マイルの補給からペースプランなど入念にアドバイスしてもらいました。


ちなみにコーチは、2015年エクステラの世界チャンピオン、アメリカナショナルチャンピオン15回という世界トップクラスの現役アスリートです!

「レッドビル100」をはじめ、「ブレックエピック」などのビッグレースがあるので続々と選手たちが国内外からコロラドに集まってきています。

先日は、オーストラリアのトップレーサーのImogenとビーガンピザ食べにいきました。彼女とは今年スリランカやタスマニア島で一緒に乗った仲で、今回はアメリカで再会。9月には日本に来るとのことで、王滝に誘っています😆

昨夜は、24時間MTB世界選手権4連覇中のコーリー🇨🇦と合流。彼は「レッドビル100MTB」に出て、翌日から6日間ステージレース「ブレックエピック」にそのまま出場予定です😆

レッドビル100は、たくさんの海外の友人たちとの再会の場でもあるので、楽しいですね!

私たちは今日からレッドビル現地入りして、来週末の100マイルランまで滞在予定です。

フリスコからは車で40分ほどですが、レース週は移動を少なくして、現地で調整予定です。

またレッドビル現地から情報発信をしていきたいと思います!

↓ブレックの可愛いトレイルサインをご紹介〜
地元のアーティストのイラスト。

登り優先、自分のスピードをコントロール、トレイルマナーのサインです。

可愛いと言えば、ブレックのランニングショップの看板犬のパブロが可愛過ぎて🥺

こっちに来てから犬に囲まれた生活で、癒されています。

レッドビルに行っている間は、滞在先のイズモっちと暫しのお別れで寂しいです🥹

ではでは、決戦の地「レッドビル」へ行ってきまーす!


2023年8月3日木曜日

「レッドビルステージレース」レポート

 2023年7月28−30日 

大会:『レッドビルステージレース

場所:コロラド州レッドビル🇺🇸


結果(3日間総合)

/378人

1位(40歳代)/254人


3日間で100マイルを走破する「レッドビルステージレース」。

8月12日の本命レース「レッドビル100MTB」への最終調整としても重要な位置付けの大会だ。


しかしながら、大会6日前の落車で脳震盪を起こし、参戦が危ぶまれた。

なんとか医者のGOサインもあり、なんとかスタートラインに立つことができた。

まだムチウチの症状が首に残っているので、ニューハレのテーピングでしっかり首と肩周りをサポート。


【1日目】

順位:12位

タイム:2時間31分57秒

距離:40マイル(約64km)

獲得標高:1106m

コース平均標高:3058m

コース最高地点:3393m

STRAVA:https://www.strava.com/activities/9538792347

レッドビルの標高は3150m。

滞在していたフリスコより約400m高いせいなのか、緊張のせいなのか、寝つきが悪かったのが気になるが、

朝から快晴に恵まれ、気持ちも昂る。

気温が例年よりかなり高く、灼熱の過酷なレースが予想された。

トッププロ選手が男女共に集まっていると聞いているので、始めから高速なレース展開となるのは必至だ。

300人を超えるレーサーたちが一斉にスタート!


序盤に大きな登り2つ。「セントキーバン」と「シュガーローフ」が待ち受ける。


中盤からは平坦基調となり
この時に先頭集団にいるとだいぶ楽になる。

全力で先頭集団に食らいつこうとするが
自分が弱いのか?周りが速すぎるのか?
登りでじわじわと離されていく。。。

平坦セクションに入った時には10〜13位のパック。

エイドステーションで清子からボトルを受け取る。

平坦かつ高速なのでボトルの受け渡しは非常に難しい。

その中で撮影もしながら、ボトルを渡してくれるのはさすがだ。

Thank you! 

ここからフィニッシュまでは、平坦基調だが、ところどころに短い急勾配のアップダウンが点在する。ここで、飛び抜けてもう一つ前の集団に追いつきたい。

しかし、前半の飛ばしすぎか、暑いせいか、パワーが思うように出せず、集団に留まるのがやっとだった。

最後のスプリントにも加われずに12位でフィニッシュ。

TOP10圏内に入れず悔しかったが、レースに出れるかもわからなかった状態から、こうして戦えていることは幸せだ。

フィニッシュラインでは思わず笑みがこぼれた。


あと2日でどんどん調子を上げていきたい!

っと思ったが、珍しく熱中症となり、レース後から体調が急降下。。。全身を冷やしながら翌朝まで横にならざる得ない状況だった。

補給もいつも通り、もっと暑いシチュエーションでの経験もああり、なぜ熱中症になったか原因解明が難しい。
ひょっとしたら前週の落車の脳震盪の影響か、レース前ギリギリまで運動ができなかったこともあるかもしれない。


【2日目】

順位:10位

タイム:1時間53分46秒

距離:22マイル(約35km)

獲得標高:1212m

コース平均標高:3209m

コース最高地点:3808m

STRAVA:https://www.strava.com/activities/9545468384

前日の熱中症の影響が心配だったが、睡眠もしっかり取れて、起床時の調子はとても良い感じだ。


今日は標高3808mの峠「コロンバイン」まで登って、折り返す超級クライミングステージ。


1時間以上、力強く登り続ける登板持久能力が問われる。

ライフルの号砲と共にステージ2スタート!
©️Leadville Race Series (向かって左端が私)

スタートから約2分の様子。

トップライダーたちは、昨日の疲れを感じさせないハイスピードで登っていく。

そこに乗っていきたいところだが

これからどれだけ長く険しい登りが待っているか知っているので、無理し過ぎない程度にペースを抑え、先頭集団は一回見送った。


案の定、登りの3分の2程度に来ると、飛ばし過ぎた選手のペースが徐々に落ちてくるのが見える。

限界ギリギリのペースコントロールをしながら、少しずつ順位を上げていく。

標高がかなり高いので、下手にペースを上げ過ぎると、上がった心拍が戻りづらいのでペースをできるだけ一定に保つように心がけた。

しかしながら、途中には岩場や、斜度30度近くある砂利の登りもあるので、否応なしに追い込まなければいけない場面もある。

だいぶ順位は上げたが、頂上の折り返し地点では13番手。

私にとっては約18kmのロングダウンヒルが順位を上げる勝負所。

攻めに攻めて3人をパスし、2日目はなんとか10位でゴール。


【3日目】

順位:8位

タイム:2時間44分18秒

距離:41マイル(約66km)

獲得標高:1333m

コース平均標高:3055m

コース最高地点:3398m

STRAVA:https://www.strava.com/activities/9551748495


最終ステージは3日間中一番過酷なコースプロファイル。


真ん中にある「パワーライン」は、斜度がキツい登りが延々と続くことで有名。

スタートからものすごいスピードで先頭集団を作るふるいがかかる。

先頭集団には乗れなかったものの、第2集団でチャンスを伺う。

パワーライン登りが始まる手前のエイドステーションにて
清子からのボトルフィード。

ここでしっかり補給して長い登りに備える。

いよいよパワーラインの登りに入ると

ギヤを一番軽くしてもギリギリ乗車できるような斜度が続く。

登板力と3日目の残っている体力の差がジワジワと現れ始める。

脚が攣ってしまうトラブルはあったが
登りでなんとか7〜10位パックまで上がる。

最後の長い登りで意地を見せて
ライバル選手と二人で飛び出して7位争いを繰り広げる。

引き離そうと何度も試みるが
ぴったりマークされて結果前を引き続けてしまう。

フィニッシュ手前でアタックをかけられて
それには反応できず
最終的に8位でゴール。

3日間のタイム合計で最終総合順位は9位。
40代では1位となった。

フィニッシュの瞬間の映像。


レース直前の落車や、初日の熱中症など、トラブルはあったものの、全力を尽して日を追うごとにパフォーマンスを上げていけたことはとても嬉しかった。


レース直後のインタビュー映像。


40代カテゴリーの表彰台。
もちろん総合で表彰台に乗りたかったが、エイジでも真ん中に立てることは、やっぱり嬉しいし、とても光栄である。

8時間以内にフィニッシュした選手限定のビッグバックルをゲット。


アメリカっぽい!

40代優勝のトロフィー。

レース後についてくるランチは、健康的なビーガンの選択肢も当たり前にあり、この日は「ファラフェルサンド」。私のようなビーガンでなくとも、こうした健康的な選択肢、対応、食の多様性はとても嬉しい。

最終日に限界まで戦いあったライバル選手たち。ありがとう!

先導モーターサイクルのドライバーと地元レッドビルの友達と。
応援ありがとうございました!

移動、レース中の補給、撮影などなど最高のサポートをしてくれた妻の清子。
今回の好成績は、彼女のおかげで勝ち取ったと言っても過言ではない。ありがとう!

レッドビルレースシリーズの創設者のレジェンドご夫婦とスリーショット。
素晴らしいレースをありがとうございます!


良き友人であり、レッドビルレースディレクターのタミラさん。
素晴らしい運営をいつもありがとうございます!



たくさんの応援ありがとうございました。

次戦はいよいよ100マイルMTBレース。
そして、そのあとに10Kランと100マイルランと怒涛の連戦!

8月12日「レッドビル100MTB」🚵‍♂️
8月13日「レッドビルトレイル10k」🏃‍♂️
8月19日「レッドビル100ラン」🏃‍♂️

コンディションを整えてアメリカ遠征の集大成として最高のレースをしたいと思います!

~使用
レース機材・装備~

バイク: Canyon LUX CF SLX

ホイール:DT SWISS XRC 1200 SPLINE, 25mm

タイヤMAXXIS IKON 2.2 (F&R), 前後20PSI
シーラント:Finish Line 
グリップERGON GA3

グローブErgon HM2
サドル:ERGON SM Pro Men
シートポスト:DT SWISS D232ONE
工具・サドルバッグ・ボトルケージTopeak
スペアチューブ:Tubolite
チェーンオイル:Finishline ceramic wet
ブレーキ:Shimano XTR
ドライブトレイン:Shimano XTR&XTフロント34T
ペダル: Shimano XTR
ヘルメット: Limar AIR PRO
チームジャージ:SPORTFUL
補給:GU ENERGY


パーソナルスポンサー:

チームスポンサー: